■お肉博士の豆知識■
久しぶり⁉のこのコーナーです(笑)
以前ににも少し触れたことがありますが、スーパーや飲食店での牛肉の原産地表示と品種についてです。
誤解を恐れずに書くと一般的な表示は以下の場合が多いです。
「国産」 ≠ 「和牛」
「国産」 ≒ 「ホルスタイン」
原産地(国産)は、飼養期間が一番長い場所のことを言います。
国産の場合、品種は、①和牛(大半は黒毛和種) ②乳用種(大半はホルスタイン) ③交雑種(F1とも言い、和牛と乳用種を交配したもの)の3つに分かれます。
品種が和牛や交雑種の場合は、「国産黒毛和牛」や「国産交雑種」と表示することが大半ですので、「国産」とだけ表示している場合はほとんどが「ホルスタイン」ということになります。
白と黒のまだら模様のホルスタインは、乳用種として牛乳をたくさん取れるように品種改良されてきました。一方、和牛は食用として品種改良されてきており、黒毛和牛はお肉に霜降りが入ります。
食用としては黒毛和牛の方が美味しいですが、価格が高いですので、その時の目的に応じて購入されるとよいかと思います。
※「国産」表示が「○○県産」表示となる場合もあります。
最後までお読みいただきありがとうございました!